国土交通省は7月31日、登記データをもとに個人が購入した既存住宅の移転登記量を加工・指数化した「既存住宅販売量指数」の2024年4月分を公表した。戸建て・マンション合計・季節調整値は前月比4.4%増の125.1、床面積30㎡未満を除いた合計・季節調整値は前月比2.8%増の113.1だった。このうち、戸建住宅の季節調整値は前月比1.6%増の118.3となっている。
「既存住宅販売量指数」は、建物の売買を原因とした所有権移転登記個数のうち、個人取得の住宅で既存住宅取引ではないものを除き、2010年平均を100として指数化したもの。確報値として四半期ごとに公表している。
総務省統計局の「住宅・土地統計調査」で把握可能な「既存住宅取引量」には含まれていない別荘、セカンドハウス、投資用物件等を含む。各月の販売量における季節性を排除するため、月次指数において季節調整を行う。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。