OMソーラー(静岡県浜松市)、東レ建設(大阪市北区)、トルネックス(東京都中央区)の3社は8月1日、ルームエアコン1台で住戸内の空調・空気室管理を行える、マンション専用住戸向け「新・全館空調システム」を共同開発したと発表した。同システムは、省エネ・高効率な普及型壁掛けエアコンを想定し、電子式集塵フィルタにより常に正常化した空気を供給する。新築マンションやマンションリノベーションで展開していく。
同システムは、住戸全体にエアコンの風を送るセントラル形式の全館空調システム。ビルトイン型の集塵フィルタの搭載で、0.1μⅿ以下の微小粒子までも除去。クリーンな空気質で心地よい環境に保つ。効率的な空調・空気清浄システムで光熱費削減にもつなげる。各室にエアコン計4台を設置した場合のランニングコストと比較して、年間約5万1200円(電気料金31 円/kWh )の削減が見込める。
建築物の省エネ化が進み・・・
この記事は新建ハウジング8月20日号13面(2024年8月20日発行)に掲載しています。
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