ナスタ製インターホン取り扱い開始　複合的に組み合わせ課題解決

スマートホームサービス「SpaceCore（スペース・コア）」の開発・提供を行うアクセルラボは7月３日、ナスタ（東京都港区）と開発した戸建て住宅向けスマートインターホン「Nasta Interphone AL（ナスタインターホン エーエル）」の提供を開始した。同サービスでナスタ製品を取り扱うのは初めて。同社はこれまで、集合住宅向けのインターホンを提供していたが、戸建て住宅向けにセキュリティ機能を特化した製品として提供する。

同製品は、玄関での応対をスマートフォンで、遠隔から対応できる。専用アプリで会話のプリセットを登録し、予定している宅配や来訪には自動的に応答。また、双方向で会話が可能な機能付きのため、急な来客にはアプリから対応できる。同社製のスマートロックや電気錠と連携することで、子どもの帰宅時などは遠隔から開錠することもできる。

インターホンの機能だけでなく、24時間録画で防犯カメラとしても機能する。カメラから60㎝以内に人が侵入した場合に動態検知し、録画から画像（サムネイル）も自動的に取得する。視野角も広く、夜間は暗視モードに切り替わる機能付き。窃盗目的の侵入者がカメラのレンズを隠したとしても、犯行前後を捉えることが可能だ。映像データは、親機側のSDカード（64GB）で全て記録し、動態検知した一部の映像のみクラウドにアップロードする。約1カ月分のデータを保存可能で、古くなったデータは自動的に削除する。

また・・・

この記事は新建ハウジング8月20日号13面（2024年8月20日発行）に掲載しています。