大型パネルの受託製造を手がけるウッドステーションは、長野県内では初めて大型パネルの生産ラインを整備したマルオカの協賛により7月30日、同県内の工務店関係者などを対象とするセミナーを同市内で開催した。大型パネルによる工法の特徴や導入メリット、新たな事業として展開するAIを活用した次世代情報処理システムについて解説したほか、マルオカの担当者が「本日から大型パネルの受注を開始する」とアナウンスした。
大型パネルの導入メリットについては、大型パネル・ユーザー会「みんなの会」会長の佐藤高志さん(サトウ工務店社長)が講演のなかで説明。大型パネルを標準化したことにより、①大工の働き方改革・労働環境の改善、②中大規模施設建築への参入、③高品質・高断熱化を実現できたと話した。
そのほか、大型パネルをきっかけに、全国各地の自治体が発注する公営住宅や地震被災地の復興に関係する住宅などの建築プロジェクトに携わっていると紹介。そうしたプロジェクトで採用されている、大型パネルでコストを抑えながら高い断熱・耐震性能を確保した「ハーフ住宅」について説明したうえで・・・
この記事は新建ハウジング8月20日号11面(2024年8月20日発行)に掲載しています。
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