アンドパッド(東京都千代田区)は、断熱改修の効果を可視化する「ANDPADサーモ」の提供を開始する。ANDPAD契約者は無償で利用することができる。
同社は、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻・前真之准教授、新建新聞社(長野市、東京都千代田区)、YKK AP(東京都千代田区)とともに「住宅性能向上DXコンソーシアム」を立ち上げ、住宅ストックの性能向上に資する共同研究と啓蒙活動に取り組んできた。
そのなかで、サーモグラフィカメラに着目し、誰でも簡単に均一なサーモグラフィ画像が撮れる機能を開発した。
今回の「ANDPADサーモ」は、スマホ用赤外線カメラ「FLIR ONE PRO」に対応し、ANDPADアプリ内でサーモグラフィ画像の撮影が可能。東京大学前准教授の監修のもと、撮影したサーモグラフィ画像の温度分布を季節に応じた温度軸に自動で線形処理し、断熱改修前後の室温の変化を効果的に可視化する。
サーモグラフィ画像を用いた写真台帳を作成することができる。
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