log build(ログビルド、神奈川県横浜市)は8月5日、リコー(東京都大田区)のCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンド「RICOH Innovation Fund」を引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施したと発表した。
同社は、建設現場の品質・安全・進捗管理をリモートで実現するソリューションを提供。SaaS事業でのアプリケーション提供や建設DXコンサルティング、リモート現場管理代行(BPaaS事業)などを通じ、業界効率化と品質向上をサポートしている。
両社は、2023年3月にリコーフューチャーズBU Smart Vision事業センターにおいて業務提携を実施し、360度カメラによるワークフローのDXに貢献。今回の資本提携によって、協業関係をさらに発展・強化し、長期的かつ深いパートナーシップを構築することで、建設業界のDX加速とRICOH360プラットフォーム事業のさらなる拡大を図る。
今後は、両社の知見をあわせて戦略的セールスアライアンスを強化し、建設業界に向けた優れた顧客体験価値の提供を目指す。また、360度カメラを使いやすくしてデバイスマネジメントを強化する新サービスの共同開発も進めていく。
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