厚生労働省は7月26日、2023年度の技能検定の実施状況を報告。技能士(131職種)の合格者数は35万6162人となり、前年度の3479人から1.0%減少した。受検申請者数は80万9672人(同6.9%減)で、合格率は44.0%だった。これにより制度が創設された1959年からの合格者数の累計は872万1187人となった。
受検者数の最多は、建設業では「とび」の1万8942人(同7.1%増)。合格者は1万1142人で、前年度から32.4%増えた。「建築大工」は受検者が6726人、合格者は4097人だった。1級技能士で受検者が多かったのは、「塗装」の4432人で合格者は1699人。次いで「とび」2864人(合格者:1190人)、「防水施工」2701人(同:1409人)となっている。
その他の建設職種の受検者(※カッコ内は合格者)は、「造園」3634人(2129人)、「建具製作」303人(142人)、「かわらぶき」401人(249人)、「左官」3040人(1986人)、「ブロック建築」208人(134人)、「タイル張り」780人(422人)、「畳製作」56人(41人)、「配管」5394人(2862人)、「型枠施工」7705人(4658人)、「鉄筋施工」8008人(4431人)、「コンクリート圧送施工」852人(542人)、「防水施工」5152人(2947人)、「内装仕上げ施工」4624人(2880人)、「サッシ施工」670人(302人)、「塗装」1万4378人(7647人)などだった。
「枠組壁建築」合格者数は25人
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