サンゲツ(名古屋市)は8月1日、壁装材・床材・ファブリックの価格を12月1日受注分から改定すると発表した。値上げ幅は10~15%。
インテリア関連商品の原材料価格や、物流、設備更新等のコストが上昇するなか、業界全体における製造設備の老朽化、労働力不足に対する人材の確保等、さまざまなリスク要因が顕在化。加えて同社では、物流関連の業務委託費、物流設備の維持・更新や施工現場へ配送を行うサービス体制構築にかかる各種費用等の上昇が続いており、企業努力のみでは商品の安定供給と物流サービスレベルの維持が困難になったため価格改定に踏み切った。
改定後の価格については、後日詳細を説明するとしている。
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