生成AIを用いる際のハードルはさまざまあるが、「求めるものを出すまでに時間がかかりそう」「英語だからどうしたらいいかわからない」といった声を多く聞く。そこで本誌編集部が、本特集の事例内に登場した生成AI「ChatGPT-4o」(言語系)と「Midjourney」(画像系)を用いて、工務店の実務に役立つ流れを想定して実践。自社の実務に落とし込む際の参考にしてほしい。
〈契約プラン〉ChatGPT:Plus(有料/月20ドル)、Midjourney:Standard Plan(有料/月30ドル)
❶ChatGPT-4oに、顧客に合う住宅プランの案出しを依頼
まずは、ChatGPTが理解しやすいよう「今回のChatGPTの役割」「現状で把握している顧客のプロフィールと要望」「最終的に生成してほしいもの」をプロンプトとして整理し、送信した。
最終的に求めているものはイメージパース画像だが、いきなり生成しようとするのではなく、段階的にそれぞれの生成AIの特徴を踏まえながら進めていく。「初めて内容を聞く人でも理解しやすい」流れを意識した。
❷生成されたプラン内容をChatGPT-4oにプロンプト化(英語翻訳)してもらう
30秒ほど待つと、プランが3つ生成された。うち、最も顧客と相性がよさそうだと感じたプランを1つ選択し、そのプラン内容を念のため文章で解説してもらった。実際に顧客に営業トークとして話す際の参考とするためだ。
その内容を画像生成時のプロンプトとしてさらに活用するために ・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー8月号(2024年7月30日発行)『はじめてのAI[超]入門』(P.52〜)でご覧ください。
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