住総研住まい読本
住総研「住まい造りの将来像」研究委員会[編]
蟹澤宏剛+河野直+権藤智之+佐々木留美子+角倉英明 + 森田芳朗[著]
住総研住まい読本 | 住まいってなんだろう?第一線の住宅の専門家が住まいをめぐる諸問題を解き明かすシリーズ |
原点回帰から見えてくる
あたらしい工務店のあり方
大工はいなくなる。人口も減る。特に子どもが減る。高齢者と空き家だけが増え続ける。単身者が増え、家族のありようも変わる。現状、住まい造りは厳しく不確定要素の多い環境に置かれている。だからこそ、新たな可能性もある。そんな可能性と将来像を、住まい造りを担う個性的なキーパーソンの活動から探る。 |
Contents |
はじめに |
第1章 〇〇大工 住まいの未来をつくる「〇〇大工」 蟹澤 宏剛 熟練大工の価値を発信した先にあるもの 船井 啓太・大工の正やん デジタル大工が拓く職人の可能性 仲子 竣祐 家具職人+大工という温故知新のものづくり 植原 健司 女性職人が咲かす「砂漠の花」 前中 由希恵 住まいを造る生態系の広がり 河野 直 |
第2章 NEO工務店 蠢く工務店 角倉 英明 建築をともにつくる! 河野 直・河野 桃子 コミュニティ大工が拓く住まいの未来 加藤 潤 国産地域材のモノづくりと学び 大島 奈緒子 直す工務店 権藤 智之 |
第3章 シン旦那 職人の視点からみた旦那 佐々木 留美子 ビンテージビルが拓いた住まい造りの可能性 𠮷原 勝己 空間から街までDIYする不動産のあり方 殿塚 建吾 限界集落でくらしを取り戻す 更科 安春 取り戻される住まい造りの当事者性 森田 芳朗 |
おわりに |
■ページ数:224ページ ■定価:2420円(税込) ■発行:2024年8月 |
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。