積水ハウス(大阪市北区)は、香川県高松市にスマートタウン「スマートコモンシティ林町」を建設、2月23日にまちびらきを行った。
「スマートコモンシティ」は、積水ハウスが進めるスマートタウンで、まち全体の約2割を太陽電池、燃料電池、蓄電池の3電池とHEMSを搭載したスマートハウス「グリーンファーストハイブリッド」とし、まち全体で省エネ、創エネ、防災に取り組んでいる。
このたび建設された「スマートコモンシティ林町」は、年間の一次消費エネルギーをゼロ以下にする「ネット・ゼロエネルギー・ハウス」に準じた仕様を推奨しており、一世帯当たり年間約31万4000円の光熱費の削減が可能という。また、全43区画すべての住宅を太陽電池と燃料電池を備えたダブル発電住宅として、余剰電力は近隣へ供給。まちの発電所としての役割も担う。
同社は、「スマートコモンシティ」をすでに宮城県富谷町、茨城県古河市、千葉県市原市、神奈川県横浜市、山梨県甲府市、愛知県名古屋市、福岡県福岡市など、全国10ヶ所で展開しており、四国での展開は「スマートコモンシティ林町」が初めてとなる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。