不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は7月25日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された6月の首都圏中古マンションの価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は、前月比0.6%増の3894万円と2カ月連続で上昇。全8エリアのうち6エリアが前月比プラスまたは横ばいとなり、東京23区、横浜市・川崎市は2017年1月以降最高額を更新した。前年同月比は0.1%減と8カ月連続で下落した。
エリア別では、東京23区が11カ月連続で最高額を更新した。前年同月比は横浜市・川崎市が6カ月ぶりに上昇した一方、都下、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の4エリアが下落。埼玉県他は10カ月連続で前年同月を下回っている。
4~6月期の首都圏外8エリア(札幌市、仙台市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市)についても公表した。
平均価格は、札幌市が1932万円(前期比0.2%増)、京都市が3018万円(同3.4%増)、大阪市が3020万円(同1.7%増)で、2017年Ⅰ期以降最高額を更新した。
一方、仙台市(前期比2.2%減、前年同期比は2.1%減)、名古屋市(同1.3%減、同2.4%減)、広島市(同2.0%減、同0.4%減)は、前期比・前年同期比ともに下落した。
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