不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は7月25日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された6月の首都圏新築戸建ての価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は前月比0.1%増の4553万円で、2カ月連続で上昇。8エリア全てで前月比が±1%未満となり、全体的に小幅な動きとなった。一方、前年同月比は0.4%減と5カ月連続で下落し、5エリアで前年同月を下回った。
エリア別では、東京23区が前月を3カ月ぶり、前年同月を10カ月ぶりに上回った。東京都下が前月比横ばいとなったほか、横浜市・川崎市も2カ月連続横ばいとなっている。また、都下、さいたま市、千葉県他は、6カ月以上前年同月割れが続いている。
4~6月期の首都圏外8エリア(北海道、宮城県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県)についても公表した。
前期比は全8エリアで上昇。前年同期比は、愛知県(前年同期比1.3%減)をのぞいて上昇した。平均価格は、北海道(3590万円、前期比0.1%増)、宮城県(3229万円、同3.3%増)、大阪府(3631万円、同1.4%増)、兵庫県(3633万円、同2.3%増)、広島県(3387万円、同0.7%増)、福岡県(3371万円、同2.1%増)が、2017年Ⅰ期以降最高額を更新した。
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