国土交通省は7月25日、「建設労働需給調査結果」の6月分を発表した。全国の8職種の過不足率は1.0%の不足となり、5月と比べ0.6ポイント不足幅が拡大。前年同月(1.7%不足)比では0.7ポイント不足幅が縮小した。
職種別の状況では、型わく工(建築)が2カ月連続で「過剰」、その他の職種で「不足」となった。
また、鉄筋工(土木)の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている(0.3%→2.3%)。一方、型わく工(建築)の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている(3.1%→マイナス0.1%)。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2024年6月10~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1226店・社の手持現場4612カ所、一般工9191人を対象に調べたもの。
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