「埋もれた才能を開花させて、多くの地域住民に知ってもらえる場をつくりたい」。そんなコンセプトで、四方継社長の髙橋剛志さんは本社社屋1階に常設のアートギャラリーを開設した。出展者、来場者の双方に無料で開放する。7月1日のオープンに合わせ、ワイヤーアーティストによる展示も始まった。
同社は大工工務店としての住宅事業に加えて、地域経済を活性化させるコミュニティ事業「つない堂」を運営する。同アートギャラリーはその活動の一環で、本社社屋1階の資材倉庫だった20㎡のスペースを改修して開設した。
オープンに合わせて、髙橋さんの実弟でワイヤーアーティストの髙橋節男さんによる展示が7月末まで行われている。ホームセンターなどで販売しているワイヤーのみを素材に、手やラジオペンチで折り曲げたりするなどして造形する作品を創作。5mを超える大作から、指輪やペンダントなどの小物まで多様な作品を展示、販売する。30代の主婦層を中心に、アクセサリー類の販売が好調だという。
京都の「花魁」を表現した作品では・・・
この記事は新建ハウジング7月30日号2面(2024年7月30日発行)に掲載しています。
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