東急不動産(東京都渋谷区)は7月18日、東京・渋谷駅南西側で再開発した大型複合施設「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」の商業エリアを報道陣に公開した。「食」や「文化」の発信地として期待される店舗などを集め、駅周辺で歩行者の回遊性を高めたい考えだ。
商業エリアは25日開業で、21日には新たな駅直結の改札や地下歩道も開通する。渋谷駅桜丘口地区に位置し、上層部がオフィスとなる地上39階建ての高層ビルを中心に、敷地面積は約2.6ヘクタールに及ぶ。地下2階から地上5階にかけての商業エリアには、飲食店など37テナントが入った。ラウンジを併設した大型書店や化粧品の体験型店舗、ビアホールなどをそろえ、飲食フロアでは初出店や有名店の新業態店舗などを集めた。
星野浩明社長は「新しい文化やビジネスが次々に生まれる場所として本格的に始動していく」と意気込みを語った。
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