マクニカ(横浜市)とサーキュラー蓄電ソリューション(東京都杉並区)は、家庭用鉛蓄電池システム「soldam(ソルダム)」を共同開発し、試作品を製作。2024年秋をめどに受注を開始する(予定)。
1個1.2kWhの鉛蓄電池を6個組み合わせた7.2kWhの鉛蓄電池システム。一般的なリチウムイオン蓄電池に比べて約3分の1の価格と、同程度の蓄電容量、耐久年数を実現した。
マクニカのエネルギー管理システム「Kisense(キーセンス)」を装備。これにより、均一な充放電を行っているかを監視し、適切な時期に蓄電ユニットを交換することができる。
また鉛は、品質はそのままにほぼ100%のリサイクルが可能なため、適切な処理を行うことで、再生鉛を利用した蓄電池として再利用できるという。
鉛蓄電池12V100Ah×6個搭載、システム電圧72V。蓄電容量7.2kWh、実充放電量5.7kWh/日、最大入出力DC2kW、定格入出力DC1.2kW。
サイズは、システムユニット400x150x300、電池BOX660x350x850mm。
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