世界貿易センタービルディング(東京都港区)と鹿島などは22日、建て替え中の同ビルの本館・ターミナル棟について、2027年3月から順次開業すると発表した。オフィスや商業施設に加え、本館高層フロアには、外資系高級ホテル「ラッフルズ」が日本に初進出。JRや東京モノレール浜松町駅に直結する利便性を有しており、ビジネス客だけでなく、拡大する訪日客需要を取り込む。
ビル建て替え中の浜松町駅西口では、21年に開業した高層ビルの南館を含め、再開発が進んでいる。本館は地上46階建てで、多言語に対応した医療センター、子育て支援施設なども入居する。地上8階建てのターミナル棟には、会議場や屋上庭園を設ける。また、新たに東京モノレール浜松町駅と本館を連結する吹き抜け空間を設け、JRや地下鉄など各交通機関への乗り換えをしやすくする。
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