不動産経済研究所(東京都新宿区)が7月22日発表した2024年上半期(1~6月)の首都圏(東京都と神奈川、埼玉、千葉各県)の新築マンション1戸当たりの平均価格は7677万円と、前年同期の8873万円を下回った。
東京23区は前年同期比16.3%減の1億855万円。23年同期は1億円の大台を初めて超え、1億2962万円となっていた。港区で平均価格2億円を超える物件が発売されるなど、富裕層向けの高額物件が大幅に押し上げていた。24年上半期は、その反動から平均価格はマイナスとなった。
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