パナソニック(大阪府門真市)は、トッププレートの調理性能を向上したフラッグシップモデル「IHクッキングヒーター(ビルトインタイプ)Sシリーズ」を9月20日に発売する。
加熱コイルの形状を一新し、左右IHに小型三角形の「ピースコイル」を各10個配置。これら10個のコイルを1つのインバーターで制御し、複数の加熱パターンを組み合わせることで、例えば煮込み調理では煮汁の対流で味染みを均一にする、焼き物調理では大きなフライパンでも端まで加熱して均一な焼き色をつけるなど、鍋の大きさや材質などに応じたきめ細かい調理が可能になる。
火力・温度・時間を自動設定する「煮込みアシスト」10メニューも搭載した。
ピースコイルをトッププレートの奥側にも配置したことで加熱エリアが約1.7倍に拡大。鍋の置き方のバリエーションが広がり、大きなフライパンやオーバル鍋、鉄板にも対応する。
このほか、食材を入れた後の素早い温度復帰により、揚げ物料理の揚げ時間を約17%短縮。短時間でカラッと仕上げることができる。
幅60cm(KZ-S1F6S/K)と幅75cm(KZ-S1F7S/K)の2機種。
税込63万8000円〜。
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