MakeHouse株式会社(東京都港区)でプランスペシャリストとして活躍している石川元洋さんは、Instagramで自身がつくった間取りを投稿して人気を得ている(@motohiro_ishikawa)。フォロワーは7月8日時点で9.7万人。まったくのプライベートなアカウントでの活動で、当初は「自分が考えた間取りを世間に問うため」だったが、住宅設計者として生活者のニーズを把握するのにも大いに役立っているという。
大手ハウスメーカーに設計者として28年間勤務していた石川さんがInstagramを始めたのは10年ほど前、転勤で単身赴任したことがきっかけだった。しばらくは仕事とは関係ない日常を投稿していたが、「一般の人たちが、自分が考えた間取りをどう思うのか問いかける」つもりでふと自身で設計した間取りを投稿したところ反応がよく、フォロワーも増加。以来、間取りの投稿がライフワークに。さらに2年前からは、実際に業務として手がけたものではなく「自分なりの“いい家”」の投稿も始めた。
投稿する間取り図はフリーハンドの手描き。手描きにこだわるのは・・・
この記事は新建ハウジング7月20日号8面(2024年7月20日発行)に掲載しています。
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