LIXILのSW(スーパーウォール)工法による高性能住宅の普及を目指し、全国の工務店が会員として活動する全国SW会(スーパーウォールビルダーズファミリー)の2024年次大会が7月2日、東京都内で開かれ、厳しさを増す市場のなかで、受注拡大に特化した活動をしていく方針を確認した。全国から約800人が参加した。
同会の会員工務店による受注総数(新築・リフォーム)は、一昨年まで11年連続で右肩上がりの増加を続けてきたが、持ち家の着工が大きく落ち込み、深刻な“集客・受注難”が業界を直撃した昨年は、対前年比で微減となった。同会の吉成新一会長(吉成建築社長)は、そうした状況に危機感を募らせながらも、ユーザーの住宅性能に対するリテラシーが高まっていることは会員にとっては“追い風”とし、「今年を再成長への転換点にしよう」と呼びかけた。
厳しい市況を受けて今年度は・・・
この記事は新建ハウジング7月20日号8面(2024年7月20日発行)に掲載しています。
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