長野県内の工務店110社でつくる信州木造住宅協会は、同協会が独自に認定する工務店が手がけ、耐震や断熱といった性能や県産材の活用などの基準をクリアする住宅を「信州ブランド」の家として広げる活動を展開中だ。この信州ブランドについては今年2月に商標登録。住宅市場が厳しさを増すなかで、全国大手などによる量産型の住宅との差別化も意識しながら、「お客様に、安心・安全・信頼を届けるために」を旗印とする統一ブランドとして、盛り上げていきたい考えだ。
地域密着の県内工務店を会員として構成する同協会は、経営や設計・施工のレベルアップ、若手大工の確保・育成、工務店における女性活躍の推進など、さまざまな取り組みを行っている。資材価格の高騰や新設住宅着工戸数の落ち込みなど厳しい経営環境のなか・・・
この記事は新建ハウジング7月20日号2面(2024年7月20日発行)に掲載しています。
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