帝国データバンクは、2006年12月の景気動向指数(DI)を発表した。前年比では0.1%減ながら、昨年3月の45.5のピークから悪化傾向が続いている。当月は年内最低水準を更新した。
業界別では、「不動産」が住宅ローン減税制度縮小前の駆け込み需要になどにより、前月比0.8ポイント増と3カ月ぶりに増加に転じた。一方「建設」は資材高による収益の悪化、公共事業費削減脱談合の加速により前月比0.2ポイント減と2ヶ月連続で悪化した。
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