カシオ計算機(東京都渋谷区)は、「G-SHOCK」の最上位シリーズ「MR-G(エムアールジー)」の新商品として、日本伝統「木組」の機能美から着想を得た「MRG-B2100B」を6月14日に発売した。メーカー希望小売価格は64万9000円(税込)。
日本伝統の木工技法「木組」からインスピレーションを得て、格子状の立体文字板を採用した。文字板のベース面に波状の凹凸と微細な空洞を施し、緻密な幾何学模様が特徴の「組子」の世界観を表現した。また、細かな穴から光を取り込むことで、ソーラー発電を可能にしている。
「2100」の特徴である八角形ベゼルは、27のパーツに細分化。熟練の職人がパーツごとに細部まで研磨を施し、木組のように精密に組み上げる。ベゼルトップには、純チタンの約4倍の硬度を持つ合金「COBARION(コバリオン)」、バンドには純チタンの約3倍の硬度を持つチタン合金「DAT55G」を採用。金属の洗練された美しさと「G-SHOCK」の強さを兼ね備えたモデルとなっている。また、電波受信機能とBluetooth通信機能により、スマートフォンとの連携にも対応し、実用性にも優れている。
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