新昭和グループで注文住宅事業を手がけるウィザースホーム(千葉市)は、注文住宅の仕様決めをデジタル化し、比較検討や選択にかかる時間を短縮できるシステム「ウィザースナビゲート」の運用を6月から開始した。
パソコンやスマートフォンを使って、登録されている設備・仕様の説明や金額を見ながらアイテムを比較検討し、いつでもどこでも住宅の仕様決めができるシステム。
アイテムの選択状況が一覧表示されるため仕様決めの進捗を把握できるほか、仕様決めに関わる打ち合わせ内容などはすべてクラウドに保管されるため、担当スタッフとの認識のギャップ・依頼ミスを防ぐことにもつながる。
同社にとっては、打ち合わせの長時間化・頻回化を解消し、資料作成等にかかっていた手間を大幅に削減。打ち合わせ期間を約40日短縮できるとする。さらに記入漏れ、共有漏れなどのミスをなくし、ペーパーレス化を進めることができる。
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