大阪ガスは7月8日、2025年大阪・関西万博で二酸化炭素(CO2)排出が実質的にゼロの「カーボンニュートラルガス」を供給することが決まったと発表した。再生可能エネルギーの活用や森林整備などによるCO2の削減・吸収分を国が認定したカーボンクレジット「J―クレジット」のほか、他のガス会社による合成メタン、バイオメタンの製造プロジェクトからクリーンガス証書などを購入する。
同社はこのほかにも、万博での環境配慮の取り組みとして、生ごみを発酵させて製造するバイオガスと水素を合成し、メタンをつくる実証実験も行う。製造したメタンは、万博会場内の熱供給設備などで利用される。
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