ベターリビング(東京都千代田区)は7月8日、社会貢献優良住宅部品(BL-bs部品)「窓用シャッター」として初めて、LIXILの「リフォームシャッター標準タイプ」、三協立山の「単体シャッター(壁付用)」を7月1日付で認定したと発表した。
両社の「窓用シャッター」は、台風時の飛来物衝突に対する安全性能と電動式シャッターの障害物感知装置の安全性、電動開閉機によるシャッターの開閉が家事および労働の負担軽減に寄与する性能を有していることから、BL-bs部品として認定された。
両製品は、台風による飛来物を想定した加撃体衝突試験を行い、シャッターカーテンに貫通または孔(開口)が生じないこと、窓のフロートガラス厚さ4㎜相当が割れないことを確認。障害物感知装置の安全性については、電動式シャッター降下中に、障害物を感知して停止または反転上昇動作するまでの最大荷重が150N以下であることを確認している。
近年、大型台風により住宅が破損する被害が増え、飛来物の衝突によって戸建て住宅の窓ガラスが割れ、強風が室内に流れ込み屋根が吹き上がってしまう危険も報告されている。窓の被害を最小限に抑えて防災・減災に寄与することを目的に、同財団では飛来物衝突に対する安全性が高い「窓用シャッター」のBL認定基準を2022年6月に新規制定した。
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