東京大学大学院前真之研究室と設計・施工の実務者、建材・設備メーカーなどの連携で賃貸住宅の高性能化を目指す高性能賃貸研究会は6月27日、「賃貸の高性能化に向けた断熱・省エネ性能の計算レクチャー」を開催した。実際に建設された高性能賃貸住宅をベースにした“標準プラン”が提案され、それをもとに賃貸(集合)住宅の省エネ計算を専門家が解説した。
主催者の前真之・東京大学大学院准教授は、高性能賃貸の“結論”を「“高性能”を名乗るなら、省エネ性能も断熱も(省エネ表示ラベルで)最高等級を取るべきだ」とし、樹脂サッシと、納まりを大きく変えずに施工できる「マイルド付加断熱」で「早期に断熱等級7を達成しよう」と呼びかけた。(詳細は次号以降で掲載)
この記事は新建ハウジング7月10日号5面(2024年7月10日発行)に掲載しています。
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