人手不足の中でも生産性は落とさず、持続的・安定的な成長を続けていくためには、多くのノウハウを集約・提供している住宅ネットワークの力を借りるのも手だ。ここでは特に「経営」にまつわる打ち手を提供する住宅ネットワークの取り組みを紹介する。
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2025年に全棟金物工法化に移行
イノスグループ(社名:住友林業)
住友林業(東京都千代田区)が運営するVC「イノスグループ」は、同社が積み重ねてきた住宅知識や最新技術、保証体制など住宅を建てるまでに必要なあらゆるノウハウを工務店に提供。積み重ねてきた施工実績を施工マニュアルに落とし込み、加盟店の経営基盤を強化する。
実務的な面では、住宅営業や商社での営業経験を持つ実務者が、工務店の規模に合わせた課題解決を支援する。現場経験者を中心とする技術スタッフによる施工マニュアルの作成からプラン提案、技術研修なども実施。地域の特色に合わせ、定期的な勉強会もエリアごとに開催する。また、同社グループネットワークをより活用してもらうため、加盟店が集まる機会も積極的に設定。新しい情報を取得・相談しやすい場づくりを提供することで、加盟店の競争力強化につなげている。
2025年からは、さらなる省施工化と安心の提供を目的とし・・・
続きは「あたらしい工務店の教科書」(2024年6月30日発行、定価2420円)P92〜でお読みいただけます。定期購読者の皆様には新建ハウジング6月30日号の付録としてお届けしています。
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