ヒノキヤグループ(東京都千代田区)は7月1日、同社が展開する注文住宅ブランド「桧家住宅」「パパまるハウス」において、日本アクア(東京都港区)による断熱材施工段階での「気密測定」を7月から順次全棟で実施すると発表した。C値0.6cm2/m2を担保した高気密住宅の提供の強化を図る。
一般的には内装が仕上がった段階で行われる「気密測定」を、日本アクアの現場吹付断熱材「アクアファーム」を施工した直後に実施。基準値であるC値0.6cm2/m2に達しない場合は、断熱材の吹付量を増やすなどの対応を行いC値を保証するほか、住宅の引き渡し時には「気密性能試験結果報告書」を発行する。建築主は、光熱費削減効果などのメリットを得ることができる。
気密測定は、同社の直営エリアで実施。桧家住宅(北海道・東北エリア除く)は5月度契約分から、桧家住宅(北海道・東北エリア)およびパパまるハウスは7月度契約分から対応する。
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