木材利用推進中央協議会(東京都千代田区)は7月1日、2024年度「木材利用推進コンクール」の募集を開始した。応募期間は8月19日まで。
同協議会は1993年から木材利用の促進を目的に「木材利用優良施設等コンクール」を開催してきたが、2023年度に「国産材利用推進部門」を新設し、木造施設等に加え、国産材利用に積極的に取り組む事業者まで対象を拡大した。それに伴い、今年度からコンクール名称を「木材利用推進コンクール」に変更。木材を活用した優れた施設および国産材利用に積極的に取り組む企業を審査、表彰する。
特色のある木造施設等が対象の「優良施設部門」では、2020年度~2024年7月までに建築された学校や病院等の「木造建築物、内装木質化施設」、公園遊具や土木施設等の「街づくり施設」を募集。
国産材利用に積極的に取り組む企業が対象の「国産材利用推進部門」では、国産材を利用した木材製品の安定的な製造や販売、流通等を通じて木材製品の製造・販売、サプライチェーン構築に取り組む川中企業や、国産材の大量かつ持続的な利用と国産材利用拡大に向けて積極的に取り組むゼネコン、ハウスメーカーなどの川下企業の事例を募集する。
優良施設部門の受賞作品は、木造事例集やカレンダー、SNSアカウントにて広く紹介する。
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