LIFULL(ライフル)(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」はこのほど、共働き子育て世帯を対象に、理想の住宅立地についての調査を実施し、その結果を発表した。
『住宅を選ぶ際に重視しているポイント』を聞いたところ、「家の広さ、間取り」との回答が65.9%と最も多かった。次いで「駅からの近さ」(56.2%)、「治安の良さ」(48.4%)、「日当たり・眺望」(48.2%)となった。調査対象者からは、新型コロナウイルス感染症をきっかけにリモートワークあるいはハイブリッドワークが推進されたことで、「おうち時間が増した」とのコメントが多く見受けられた。それに伴い「家の広さ、間取り」、「日当たり・眺望」など住み心地・居心地を重視する回答が上位に挙がった。
一方で、一部企業では出社を原則とする働き方にシフトする動きもあり、「通勤が増えて通勤時間がつらい」という声も散見された。通勤に関する回答としては、「駅からの近さ」(56.2%)が「通勤距離」(43.1%)を上回る結果となった。また、「縁のあるエリア」(12.5%)と回答した割合は少なかったことから、自身にとって身近なエリアでなくても住宅やアクセスの条件が良ければ新たな街も引越しの検討対象に入ることがうかがえる。
『通勤時間短縮のために引越しをするとした場合の住居にかける月額予算』としては、「8万円以上12万円未満」(37.5%)が最多。「8万円未満」(21.9%)が次に続き、「12万円未満」が過半数を占める結果となった。
『通勤における(許容できる)理想の電車乗車時間』としては、「30分以上1時間未満」(43.2%)が最多となった。
調査期間は5月14日~24日。調査対象は、1都3県(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)に在住し、小学生以下の子どもがいて、週1日以上電車通勤をしている共働きの25~49歳の男女。有効回答数は930。
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