LIXIL(東京都品川区)と同社子会社のLIXILホームファイナンス(東京都千代田区)は7月1日、 LIXILホームファイナンスが取り扱う「全期間固定金利住宅ローン【フラット35】」事業に係る契約上の地位および貸付債権等を譲渡するため、SBIアルヒ(東京都港区)と6月27日付で「地位譲渡契約書」および「貸付債権等譲渡予約契約書」を締結したと発表した。譲渡日は9月27日の予定。
LIXILは、事業の効率化や財務体質強化に向け、事業ポートフォリオの最適化と基幹事業への注力を進めており、今回の事業譲渡はその一環として行う。SBIアルヒは住宅ローン専門金融機関。他社のフラット35事業を受け継いできた経験やノウハウがあるため、円滑な承継が可能と判断したという。
今回の譲渡によって、顧客が住宅ローン関連で手続き等を行う必要は現時点ではないとしている。
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