YKK AP(東京都千代田区)は、中古住宅の“断熱性能”と“耐震性能”を向上した、優秀なリノベーション事例や取り組みを表彰する「性能向上リノベ デザインアワード 2024」の募集を開始した。全国の住宅事業者が対象。応募期間は12月6日まで。
「これからを暮らす家の新しいスタンダードをつくる」をテーマに、「断熱+耐震」「断熱」「耐震」「ゾーン断熱+耐震」「ゾーン断熱」を行った戸建て・マンションのリノベーション事例を募集。理想のライフスタイルを実現する性能向上リノベーションのプロセスに注目することで、リノベーションの価値を可視化する。今回から「集合住宅賞」「ゾーン断熱賞」を新設し、集合住宅の改修や部分改修も応募可能とした。
応募作品は専用サイトに掲載。一般投票と、テーマに即した取り組みや快適さと心地よさを実現する改修・プランニングなど4つの評価視点からノミネート作品を選出。業界有識者などの選考委員が最終選考を行い、各賞を決定する。
選考委員は、東京大学大学院准教授・前真之氏、東北芸術工科大学教授・竹内昌義氏、M’s構造設計/構造塾主宰・佐藤実氏、リノベーション協議会会長・内山博文氏、リフォーム産業新聞社取締役・福田善紀氏、扶桑社リライフ+編集長・君島喜美子氏、暮らしかた冒険家・伊藤菜衣子氏、新建新聞社代表取締役社長・三浦祐成。
また、前回の受賞作品を紹介する「断熱で省エネ×耐震で安心 性能向上リノベStyle Book vol.2」を扶桑社から発行する。全80作品の性能向上プロセスを中心に紹介するほか、性能向上リノベーションで活用できる補助金情報や省エネ性能表示制度・4号特例の廃止など行政動向をまとめている。8月1日に全国の書店・オンライン書店にて発売予定。2022年の受賞作品を紹介する「断熱で省エネ×耐震で安心 性能向上リノベStyle Book vol.1」も発売中。
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