住友林業(東京都千代田区)は、住宅事業の施工力確保のため「施工パートナー推進センター」を7月から稼働する。「住友林業の家」の施工パートナーである協力施工店の事業承継や相続など経営全般に関する相談に対応し、社内外の専門家が課題解決に向けたサポートを行っていく。また、同社現場で働きたい新規業者・職方を協力施工店に紹介し、人員確保を支援する。相談・募集は、施工現場の看板などに専用サイトの二次元バーコードを設置し周知を図る。
建設業界で技能者の高齢化などにより事業継続・担い手確保が課題となるなか、同社協力施工店においても後継者不足に関する相談が増えていることから、今回専門窓口を設置し体制を拡充した。今後は、事業承継や相続に関するWEBセミナーの実施や福利厚生の拡充に取り組むなど、協力施工店の事業継続をサポート。住友林業安全協力施工店会とも連携し、施工に集中できる環境を整備するとしている。
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