施主の本音「返済比率は25％以下に」　生活を考えた住宅予算

消費者に関する調査データは多くあるが、実際に工務店が手がけた住宅で暮らす生活者のホンネはどうなのか。編集部でピックアップした調査データについて、施主の方々にアンケート形式でコメントを寄せていただいた。

〈アンケート概要〉回答方法：　インターネットでのアンケート、回答期間：　2024年5月30日～6月5日、回答者：工務店が手がけた住宅に暮らすX（旧Twitter）上で家づくりに関する情報発信をしている施主

お金の現状：適切な住宅予算は？

DATA▶︎注文住宅の購入資金は平均4713万円、自己資金比率は20％
施主の声▶︎「返済比率を手取りの25%以下にした方が生活は楽に」

ボーナス等は加味せずに、月々の手取りの25％程度までには抑えたい。家に人生を捧げるのはリスクが高すぎる。将来必要なお金は、家族構成や生活習慣によって大きく変わるので、自分自身でライフプランを検討する必要がある。家づくりは自己責任なので、誰かに頼り切りではなく、必ず自分自身で検討して決断して責任を持って成し遂げて欲しい。住宅の値上がりが顕著な近年。親族からの支援がない場合、注文住宅での家づくりは非常に敷居が高くなってきたと感じる。

生活スタイルによって変わってくると思います。同じ年収の家庭でも食費や旅行、教育にかけるお金は違います。好きなこと、大切にしていることを続けていくことができ、入学などのライフイベント、車や大型家電の買い替えなどに支障が出ない金額が予算になると思います。私も今より・・・

続きは「あたらしい工務店の教科書」（2024年6月30日発行、定価2420円）P100〜でお読みいただけます。定期購読者の皆様には新建ハウジング6月30日号の付録としてお届けしています。

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