自然共生型ホテルをプロデュース、運営するBLANC(ブランク、東京都港区)は、国内2拠点目となる自然共生型ホテル「BLANC FUJI」(ブランクフジ)を山梨県富士吉田市に7月1日、オープンする。
「BLANC FUJI」が位置するのは、富士山に限りなく近い場所。建築規制により長年利用されることのなかった敷地で、ここに移動可能なトレーラーハウスを活用した客室を配置することで、「自然共生型のホテル」を作ることに成功した。
BLANCは、“自由でサスティナブルなホテルづくりを可能にする”をミッションに掲げ、建てる、壊すといった従来のホテル建築のあり方を抜本から見直し、トレーラーハウスを活用した移動できる客室「Movilla(モビーラ)」を開発。建築制限により利用できなかった土地に、快適に過ごせる新しい宿泊体験を提供している。
BLANC FUJIは、沖縄県宮古島市のRuGu Glamping resort(ルーグー グランピングリゾート)に続き、国内2拠点目。部屋数は11室。客室はサウナ付きの客室、露天風呂付き客室、サウナ付きペットOKの客室、ペットOKの客室の4タイプ。全室に、焚き火スペースを確保する。ペットOKの客室にはドッグランを設けている。
食事は、昨今グルメシーンで話題となっている薪火を使った料理を提供。山梨の旬の食材をふんだんに使用した薪火料理に、熟練シェフが腕をふるう。
「BLANC FUJI」の近くには、桂川が流れ、宿泊客は川のせせらぎを聞きながら、木や石、季節ごとの木々や草花に触れ、せわしない日常とは違う「余白」を感じることができる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。