5月首都圏新築戸建て、2カ月ぶり上昇　前年同月は4カ月連続下落

不動産情報サービスのアットホーム（東京都大田区）は6月26日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された5月の首都圏新築戸建ての価格動向を発表した。

首都圏全体の平均価格は前月比0.2％増の4549万円で、前回の横ばいから2カ月ぶりに上昇した。神奈川県他は2017年1月以降最高額を3カ月連続で更新した。一方、首都圏の前年同月比は0.7％減と4カ月連続で下落し、神奈川県他をのぞく7エリアで前年同月を下回った。

エリア別では、東京23区が前月を2カ月連続、前年同月を9カ月連続で下回った。5カ月以上連続で前年同月割れとなっているのは、23区のほか都下、さいたま市、千葉県（西部／他）の5エリア。