アドブレイン(東京都豊島区)・塚本浩史さんがブランディングを手がけた工務店の実例をもとに、ブランディングのポイントを解説します。第3回は、規格住宅を自社のブランディングに取り入れた大工工務店の事例を解説します。(偶数月30日号に掲載)
会社紹介
鈴村建築は、岐阜県加茂郡白川町にある小さな工務店。建築家・伊礼智さんが提唱する規格住宅「i-works project」に加盟している。自社大工による性能にこだわった家づくりをベースに、伊礼さんの設計作法から学んだことを生かしながら、i-worksを中心に新築の受注を獲得しているアーキテクトビルダーである。
ブランディングのアウトライン
鈴村建築がi-worksの存在を知ったのは2018年、LIXILの新製品発表会にて。設計を担当していた鈴村美咲さんが伊礼さんの設計に惚れ込んでいたこともあり、「このプロジェクトに絶対参画したい!」と社長に直談判しプロジェクトに加盟することに。その後・・・
この記事は新建ハウジング6月30日号9面(2024年6月30日発行)に掲載しています。
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