※写真はイメージ
平松建築(静岡県磐田市)は5月、全国の持ち家居住者2708人を対象に“自宅のリフォームと補助金”についての調査を実施した。リフォームに際して、補助金を利用している人は全体の5%未満、利用したいという意向のある人も1割を超える程度にとどまり、利用の予定がない人も3割近くに達した。一方で、補助金のことが「わからない」という回答が3割を超えており、そもそも補助金の認知度が低い可能性もあると推測している。
同社はこれまでも、独自に生活者調査を実施してきた。テーマは、同社のYouTubeチャンネルに寄せられるコメントなどを参考に設定するという。同社の魚谷忠史さんは、生活者調査には「工務店・住宅会社が考えていることと生活者の考えていることのギャップを把握し、買う側の感覚を理解することができる」と話す。
今回の調査では、自宅のリフォーム・リノベーション経験者は、戸建てが16.8%に対し集合住宅がやや多く22.8%。検討者は戸建て14.6%、集合住宅14.3%と大差はない。
リフォーム(を検討している)部位を見ると・・・
この記事は新建ハウジング6月30日号2面(2024年6月30日発行)に掲載しています。
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