建設産業専門団体連合会(建専連)は、2023年度の委託事業として実施した「働き方改革における週休二日制、専門工事業の適正な評価に関する調査結果報告書」(PDF)の中で、技能労働者(技能者)の労働時間や残業時間について調査結果をまとめた。
これによると、正社員として雇用されている技能者の平均年間残業時間は「120時間未満」(52.4%)、「120時間以上240時間未満」(21.3%)が多く、約7割が240時間未満となっている。一方、技術者については「120時間未満」(46.5%)、「120時間以上240時間未満」(20.2%)の回答が多く、技能者よりもやや多い傾向が見られた。
時間外・休日労働に関する協定(36協定)の協定届を提出しているかについては、91.1%が「提出している」と回答。労働時間の確認や管理を何で行っているかについては、「紙の出勤簿、タイムカードなどで管理している」が最も多く64.0%。次いで「所属長・職長等が目視で確認・管理している」(16.6%)が多かった。
約6割「集合してから現場に移動」
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