三協立山 三協アルミ社(富山県高岡市)は、カーポート型太陽光パネル架台「エネジアース」を改良し、価格を従来より約3割安くするとともに施工性・使い勝手を向上した新商品を発売した。あわせて、ソーラーカーポートの架台分野に本格参入する。
同社は、カーポートで培った技術力を生かして2023年春に「エネジアース」を特注品として開発。
今回は商品仕様を細分化し、フレーム2本の「耐積雪80cm仕様(一般地域用)」、フレーム3本の「耐積雪150cm仕様(積雪地域用)」をラインアップして仕様に合わせた最適設計を行うことで、価格を従来品比約3割低減した。
「耐積雪150cm仕様」のフレーム本数を従来品よりも減らすことで、基礎施工費を抑え、施工性と使い勝手を向上。
手配方法を簡略化し、発注から納品までのリードタイムを最短60日から最短20日へと大幅に短縮している。
このほか、垂木を樋構造とし、太陽光パネルの隙間から浸入した雨水を樋に誘導することで、スムーズな排水を実現。止水材としてアルミ製の目地材を採用(特許申請中)し、経年劣化によるメンテナンスを不要にした。
2色。梁下高さ2500・3000mm、奥行2560・5035・5290mm。
500平米まで連結可能。
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