日建設計(東京都千代田区)は5月28日、建築設計者向けに開発中のヘッドセット型コンピューター・AppleVisionPro(アップルビジョンプロ)専用アプリ「Whitemodel(ホワイトモデル・仮称)」のメディア向け体験会を開いた。米アップル社製の専用端末を装着することで、高解像度の建築模型を目の前に映し出すことを可能にする。BIMの3Dモデルも流用でき、模型を作成する労力や保管といった課題を解決し、建築設計業務の効率化に寄与する。
模型のデジタル化は、実際の模型では不可能な繊細な表現や、スケール変更も簡単に行える。樹木や人などの点景を追加する機能も搭載し、建築模型を代替するだけではなく、実寸大のモックアップも表現する可能性が期待できる。
同アプリは、同社とホロラボ(東京都品川区)が共同で開発・・・
この記事は新建ハウジング6月20日号6面(2024年6月20日発行)に掲載しています。
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