ひだまりほーむのブランド名で住宅事業を展開する鷲見製材(岐阜県岐阜市)は5月15日、同市柳津町に地元で採れた食材などを使い、手づくりでつくるおむすび専門店「ひだまりおむすび」をオープンした。FCや暖簾分けではなく自社運営での挑戦。家づくりと変わることなく地域で食を通じた安心・安全を提供しながら「豊かな暮らしを届けたい」としている。
同社による飲食事業は、BAGELとCOFFEEの「ひだまりカフェ」(同市東鶉)、手づくりお弁当とお惣菜の「ひだまりキッチン」(同市薮田南)と合わせて3店舗目。同社が、良品計画が展開する住宅FCに加盟し、今年3月に「無印良品の家」岐阜店としてオープンしたモデルハウスの敷地内に「ひだまりおむすび」を開設した。同モデルとの相乗効果を図りながら、集客力の向上を期待する。
同店舗の延べ床面積は30㎡、外壁などには岐阜県産材を使用した。テイクアウト専門で、同店舗に設置するウッドデッキで購入したおむすびを食べることも可能だ。
同社の注文住宅事業と同様に「地域」にこだわっている・・・
この記事は新建ハウジング6月20日号3面(2024年6月20日発行)に掲載しています。
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