創建舎・岡庭建設の2社が社員大工を“共有”するにあたり、大きな役割を果たしたのが建設キャリアアップシステム(CCUS)だ。岡庭建設が派遣した大工は、レベル2および4の評価を得ており、吉田さんは「レベルは絶対ではないが、目安にはなる。CCUSのおかげで初めての大工でも安心して受け入れられた」と話す。
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大工を派遣する側の池田さんも「レベル4の大工を2人も擁する創建舎だからこそ、こちらも一定以上の人材を出さなくては」と、人選でCCUSのレベルを考慮した。
また、創建舎から岡庭建設への支払い額は、CCUSレベル別の特別賃金(JBN・全国工務店協会、全建総連が策定)に基づいて決めることに。1日あたりレベル4は・・・・
この記事は新建ハウジング6月20日号2面(2024年6月20日発行)に掲載しています。
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