NEXT STAGE(ネクストステージ、大阪市)は、木造戸建て住宅のリノベーション工事において施工品質を評価する「リノベーション工事第三者ヒンシツ監査」サービスを5月にリリース、6月から提供を開始した。戸建て住宅の品質基準を標準化できるアナリティクスサービス「QualiZ(クオリツ)」を活用し、リノベーション工事でも施工品質の改善・向上を目指す。
同社は2013年4月から新築工事における「第三者ヒンシツ監査サービス」を提供しているが、年々リノベーション工事への対応を求める声が高まっていることから、既存住宅のリノベーション工事に特化した新たなサービスの提供を開始した。
同サービスは、木造住宅のリノベーション工事において、施工管理工程の10項目の重要なタイミングで、第三者視点から観察・評価するというもの。スコアリングと評価分析を実施し、施工品質の改善・向上と、ナレッジ化による情報共有や知識・ノウハウの標準化を図る。人材育成に役立つだけでなく、施主に対しても施工品質の信頼性と安心感を高めることができるという。オプションで「リノベーション工事標準施工手引書」の作成も可能。施工のバラツキが多い重要な箇所をわかりやすく図解することで、各業者にポイントが伝わりやすくなっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。