大建工業(大阪市)は、高齢者・医療施設をはじめとする公共・商業建築向け内装建材「おもいやりシリーズ」の片開きドアのオプションに「電気錠」を追加して6月21日から対応を始める。
ICカードリーダーなどの開閉システムと接続することで、平常時の施錠・解錠操作の利便性を向上するとともに、セキュリティ強化にもつながる。
停電を感知すると、自動的に施錠または解錠に切り替わる設定も可能なため、災害時における部外者の侵入や盗難の防止、閉じ込め対策にも使える。
また、電池を利用するシステムとは異なり、電気配線を通じて電気が供給されるため、安定した稼働をキープ。
鍵とサムターン錠による手動での操作のほか、ICカードリーダー、顔認証システムなどと組み合わせることができる。
税別の参考セット価格34万400円〜(扉Aデザイン、ドアクローザ、ドアクローザ丁番、電気錠本体、配線コード、通電金具)。
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