ヤマト住建(兵庫県神戸市)は6月11日、大阪府貝塚市と「災害時等における施設利用の協力に関する協定」を締結したと発表した。これにより、両者は災害・防災における協力体制を強化。貝塚市内での地震・風水害等の災害時に、高齢や障害などで市が避難所生活において特別な配慮が必要と判断した人に、同社がモデルハウスを避難場所として提供する。
同社は耐震等級3の建物に制振ダンパーを標準装備し、「繰り返す地震」に強い住宅を提供。また、85%以上の住宅で電気を自給できるなど、災害時に電力供給がストップしても自宅で安心して過ごすことができる。今回避難場所として提供するモデルハウスも、太陽光発電システムを搭載。高気密高断熱で外気温の影響を受けづらく、災害に強く安全な避難施設として提供できるという。同社は、今後も地方自治体との協力体制を強めていくとしている。
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