住宅のリフォーム・新築や不動産、外装リフォームのボランタリーチェーン「ガイソー」の運営などを手がけるオリバー（富山県富山市）は5月31日、シンライズ（東京都小平市）の全株式を取得し完全子会社化したと発表。併せて同日、建尚（横浜市泉区）のリフォーム事業の営業店舗となるガイソー町田店・山梨店の事業譲渡を受け、直営店舗化したことを明らかにした。シンライズの安次嶺良社長は同社代表取締役を継続。建尚の杉山尚史社長はオリバーで経営に参画する。
（左から）建尚・杉山氏、オリバー・小川氏、シンライズ・安次氏
シンライズは、東京都小平市を中心に多摩地区・西東京地区などで住宅リフォーム工事事業を展開。今回の子会社化により、オリバーの営業手法や採用・育成手法などを取り入れて事業拡大を目指す。
建尚は横浜市を中心に東京都・神奈川県で事業を展開。BtoB事業の外壁・屋根工事事業のほか、3年前から一般ユーザーを対象とした住宅リフォーム事業に着手している。
小川博司社長は「親和性の高い企業とのM＆Aによるグループジョインを歓迎し、今まで以上の成長の加速を目指す。2025年に100億円、2032年に250億円の売上目標を掲げている」とコメントしている。
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